敏感肌のために作ったから、湿気によって変わる使用感
頭皮にいい!それだけを考えて作ったハードとソフトの2種類のスタイリングジェル。
きっかけはブランドマネジャーのタクヤがセミナー講師登壇のために使ったヘアジェルでした。会場への移動中に頭皮の痒みと頭痛が始まり、急遽公園で洗い流し、そのまま会場入りしました。
通常ヘアジェルは「湿気に強い成分=お風呂で流れにくい成分」で作ります。一般的によく使われるものは水には溶けずアルコールには溶ける成分で、湿気の影響を受けにくい特徴を持ちます。アルコールが多く使われるため、アルコールに弱い方の場合肌が反応してしまうことがあるのです。
また同時に、強く水だけではなかなか流れ落ちないため、きちんと洗い流せていない場合は髪と頭皮の乾燥の原因になってしまうこともあります。(ヘアジェルを使用される男性に、髪が乾燥してパリパリしている方が多い原因です)でもスタイリング剤って、絶対に頭皮にも付着してしまうものですよね。もちろん首やおでこにも。
そこでナチュラルコスモがたどり着いた答え。アガベシロップでのヘアジェル作成です!
水溶性のアガベシロップはお風呂で簡単に流れ落ちるうえに、保湿にも優れ、使うほどに髪がなめらかになります。トリートメントにもなるスタイリング。
ですが水溶性の成分は湿気の影響を受けやすく、梅雨や湿気の多い時期は固まらずに柔らかく仕上がり、冬など乾燥した時期にはカチッと固まりやすく、天候によって使用感が変化してしまう特徴があります。
このことには悩みました。登壇の際にカチッとキメたいから作りたかったヘアジェルなのに、梅雨の時期には固まり感が弱くなってしまう。これでいいのだろうか。
ちなみに、天候によって使用感が変わってしまうスタイリング剤は、一般のコスメ開発者にとっては失敗作です。湿度テストという試験も存在するほどなんです。
でも、この湿度テストの存在を知った時に思いました。
なおさら湿度に弱い、きちんと水で流すことができるスタイリング剤が必要じゃないか!
湿度試験に合格するスタイリング剤は、水では流れ落ちないため、頭皮や髪に付着すると念入りに洗い落とす必要がある。また、湿度に強くしようと思うと、どうしても頭皮や髪に何かしらの悪影響が発生してしまう。
私たちは、私たち自身が使いたいと思えるものしか作りません。
ブランドマネジャーはいつも無理やり同じヘアスタイルにすることを諦めました!
雨の日はいつもと違う、ウェットな濡髪ヘアスタイルを楽しもう!そんなちょっとした決意と工夫で、スタイリングをできなかった人達が、スタイリングを楽しめるようになったら良いなと思います。
いつも同じスタイリングができるものではなく、敏感肌用、子供にも使ってあげたくなるスタイリング剤。子供のバレエ発表会で安心して使ってあげられるもの。中学生の息子が初めて使うスタイリング剤で安心して買ってあげられるもの。人生初のスタイリング剤に使っていただきたいなとも思います。
でも雨の日の濡髪ウェットな仕上がりも、なんだか優しく見えて気に入っているんですけどね!
ソフトとハードの選び方
ハードとソフトの2種類があるシロップジェルスタイリング。
ハードは髪が硬い人or多い人用
ソフトは柔らかい人orふんわりさせたい人用
です!
どちらもAFAブルーグリーンアルジー入り!
では、細かい違いの説明です!
(頭皮ケアにもなるアガベシロップで作っています。水でサッと流せる代わりに、湿気によって使用感が変わるので、「湿気が少ない日&湿気が多い日」の2パターンの使用感をご紹介します!
*梅雨の時期はキープ力が落ちてふんわりさせにくくなります。湿気が低くなるととてもふんわり感を出しやすくなりますよ!)
ハード
<湿気の少ない日>
束間が強めで、髪が硬い人に向いています。束間が強いためボリューム感を抑えるほど無理やりに髪の形を作ることが可能です。
<湿気の多い日>
特にハードは湿気の多い日にはほとんど固まらなくなってしまいます。でもハードジェルの不思議なところは、固まらなくなっても、しっかりと髪の毛をまとめ上げてくれるところ!硬い髪も、多毛も、しっかりとウェットな濡れ髪スタイリングしてくれますよ。
ソフト
<湿気の少ない日>
束間が弱めで、束ができてもほぐせます。束を作りにくいため、ボリューム感を損なわず、ふんわりとエアリーなスタイリングが可能。クセを活かしたり、パーマが綺麗にでたり、ふんわりさせながらツヤを出したい髪型に適しています。
<湿気の多い日>
とてもやわらかい仕上がりで、気持ちウェットな触り心地。乾燥した日よりもふんわり感が出しにくくなってしまいます。「トリートメントふわくしゅスタイリングミスト」なら湿気の影響を受けにくく湿気の多い日におすすめです。*ふわくしゅミストはマットな何もつけていないようなツヤなし仕上がりになります
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